ザック・エフロン主演×A24最新作 プロレス界の伝説“鉄の爪”フォン・エリック一家、衝撃の実話を映画化 映画『アイアンクロー』
ザック・エフロン主演、A24最新作、映画『アイアンクロー』の日本公開が決定し、場面写真と、ザック・エフロン、ショーン・ダーキン監督のコメントが公開された。 本作は『ミッドサマー』や『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』などを手掛けてきた映画会社A24が製作・配給を担当。「ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞」では、ザック・エフロンをはじめとするキャストたちが「アンサンブル演技賞」に輝き、同賞が発表した2023年トップ10に選出されるなど、北米公開を前に批評家たちから高評価を得ている。 “アイアンクロー=鉄の爪”を得意技とし、1960~70年代に日本でもジャイアント馬場やアントニオ猪木らと激闘を繰り広げた、アメリカの伝説的なプロレスラー、フリッツ・フォン・エリック。本作は、そんな絶対的な権力者である父の教えに従ってプロレスの道を選び、世界ヘビー級王者になることを宿命づけられた兄弟を描く、実話をもとにしたドラマ。 いつしか“呪われた一家”と呼ばれるようになったフォン・エリック家は、リック・フレアー、ハリー・レイス、ファビュラス・フリーバーズといった人気レスラーたちとの激闘のなかで、プロレス界で栄光を築き上げながらも相次ぐ悲劇によって引き裂かれそうになっていく。 長男ケビンを演じるのは、先日ハリウッド殿堂入りを果たしたザック・エフロン。本物のプロレスラーと見紛うほどの筋骨隆々な肉体を披露し、SNSなどでも話題となっている。 また、次男デビッド役には『逆転のトライアングル』『ザリガニの鳴くところ』などに出演し、近年活躍がめざましいハリス・ディキンソン、三男ケリー役にDisney+で配信中の人気ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」で第80回ゴールデングローブ賞主演男優賞(テレビ部門ミュージカル・コメディシリーズ)を受賞したジェレミー・アレン・ホワイトと、注目の俳優陣が顔を揃える。 そのほか、『キャッシュトラック』のホルト・マッキャラニーが厳格な父フリッツ、実写版『シンデレラ』や『きっと、それは愛じゃない』のリリー・ジェームズがケビンの妻パム、「ER緊急救命室」のモーラ・ティアニーが信心深い母ドリスをそれぞれ演じる。 また、米プロレス団体AEWの現役王者であるMJFことマクスウェル・ジェイコブ・フリードマンがエグゼクティブ・プロデューサーを、元WWE王者のチャボ・ゲレロ・ジュニアがプロレスシーンのコーディネーターを務め、それぞれレスラー役で劇中にも登場する。 監督を務めるのは、エリザベス・オルセン主演の『マーサ、あるいはマーシー・メイ』やジュード・ロウ主演の『不都合な理想の夫婦』など、これまでインディペンデント映画で高い評価を得ており、自身を「プロレス狂」と呼ぶほど、子どもの頃からのプロレスファンであるという、ショーン・ダーキン。 【コメント】 ▼ザック・エフロン (今回の肉体改造について)今までで最も厳しい挑戦のひとつだった。経験したことのない過酷なトレーニングと食事制限を始めた。ワークアウトから戻って、ワークアウトして、撮影して、またワークアウトみたいな感じだった。辛かったよ、でも結果的にそれはケビンとは何者なのかという深い洞察につながった。彼が自身の運動能力やプロレス、肉体に捧げようとしたものや、完璧を求める姿勢が見えてきたんだ。 ▼ショーン・ダーキン(監督) なぜ、あれほどまでにフォン・エリック兄弟に惹かれたのだろう。彼らは他に類を見ないエンターテイナーで、彼らの華やかなプロレスは観ていて最高に楽しかった。それに、今のプロレスの基盤になったスタイルでもある。しかし、それよりも僕の心を捉えて離さなかったのは、彼ら家族の喪失の物語だったんだ。 映画『アイアンクロー』は、2024年4月5日(金)より全国ロードショー。
otocoto編集部