「きょうたんご就職フェア」を担当する京丹後市商工振興課の能勢浩介さん（左）、新井秀徳さん（右）（写真提供＝京丹後市）

　京丹後市内の企業に就職する人を増やすことを目的とした「きょうたんご就職フェア2024」が10月19日、大宮社会体育館（京丹後市大宮町口大野）で開催される。主催は京丹後市商工振興課。（京丹後経済新聞） 　建設、製造、販売、福祉、宿泊などの40社が参加し、企業説明や面接を行う。対象は一般求職者、大学生、UIターン希望者など。当日現地で参加できない人に向けて、10月21日に予約制のオンライン面談も実施する。同市在住の人だけでなく、UIターン希望者にも市内企業を知ってもらうのが狙い。子ども連れの人も参加できるよう保育スタッフが常駐するキッズルームも用意する。 　同イベントは今年で7年目。主催する同課は、人材確保に苦労する事業者が多いことから、同市の企業や事業所122社とともに「京丹後市地域雇用促進協議会」を立ち上げ、求人情報サイト「京丹後のジョブなび」の運営や「企業ガイドブック」の作成、採用力強化のためのセミナーを開催するなどしてきた。昨年のイベントには70人が参加し、うち13人が参加企業に就職した。 　担当する同課の能勢浩介さんは「京丹後市内に大学がないことから、大学で市外に出てしまった人に、京丹後市には仕事がたくさんあることを知って、帰るきっかけになれば。Iターンを考える人にも、魅力を知ってもらえたら」と期待を込める。同じく担当する新井秀徳さんは「ぜひ大学生にも来てもらって、こちらで就職してもらえるようになってほしい」と意気込む。 　開催時間は13時30分～15時30分。