12月3日「ガイドヘルパーの日」 日本視覚障害者団体連合が東京・市ケ谷でPR
日本視覚障害者団体連合(日視連、竹下義樹会長)は3日、視覚障害者の外出を支える「ガイドヘルパー」を多くの人に知ってもらおうと、JR市ケ谷駅(東京都千代田区)前でPR活動を行った。昨年、12月3日を「ガイドヘルパーの日」として登録したことを踏まえ、通りがかりの人たちにチラシを配って説明した。 同日の記念式典ではガイドヘルパー11人、同行援護事業所5法人を表彰した。市ケ谷駅前に立った橋井正喜副会長は「ガイドヘルパーは高齢化が進み、全国どこにでもいるとは限らない。表彰することで、後に続く人の励みになれば」と話す。 ガイドヘルプを制度化した障害福祉サービス「同行援護」は全国に5657カ所あり、利用者数は2万5903人(いずれも今年8月の実績)。