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　テレビのワイドショーやニュース、雑誌などでも常に話題となる有名人同士の結婚。つい先日も高橋一生と飯豊まりえが入籍したというビッグニュースが報じられたばかりだが、今年に入ってから堂本剛・百田夏菜子、山田裕貴・西野七瀬、小山慶一郎・宇野実彩子ら、じつに多くのビッグカップルが結婚を発表し、世間を驚かせてきた。 【一覧】日本中があっけにとられた…有名人の「結婚ランキング」意外な順位はこちら！ 　そこで今回は、『週刊現代』(2024年3月16・23日号)誌上で「あなたがショックだった有名人の結婚は？」というアンケート調査を行い、ランキングを作成。結婚発表時のエピソードや世間の反応を振り返りながら、掘り下げていく。

「ミポリン」の予想外のお相手

　第12位は、中山美穂・辻仁成(’02年)と榊原郁恵・渡辺徹(’87年)が、64票と同数でランクイン。 　80年代にトップアイドルとして君臨した“ミポリン”のお相手が、ミュージシャン・芥川賞作家の辻仁成だったことは、驚きをもって世間に受け止められた。 　「とはいえ80年代当時の中山美穂の人気ぶりを考えれば、むしろ順位は低いくらいだと思います。ただ、結婚当時はすでに全盛期を過ぎていましたし、何より文化人相手だったので男性ファンも嫉妬の対象にしづらかった。かつて田原俊彦と付き合っていた頃に比べれば、衝撃度は低かったでしょうね」(芸能評論家、以下「」内の発言は氏のもの) 　榊原郁恵・渡辺徹(’87年)夫妻は、渡辺が芸能界に入る前から「推し」であった榊原と結ばれるという、夢を叶える形となったカップルだ。渡辺主演の『風の中のあいつ』(’84年)での共演がきっかけで交際に発展した。 　「二人ともよく共演していたので、交際や結婚そのものに意外性はありませんでした。どちらも異性に人気のあったカップルですが、アイドルだった郁恵ちゃんがタレント化していくタイミングでの発表ということもあり、ファン側もショックは小さかったかもしれません」

野球選手の結婚相手にも「時代の流れ」が

　第11位は、67票で田中将大・里田まい(’12年)夫婦。ここ数年、200勝を目前に不振に苦しむ田中だが、里田は献身的にサポート。SNSには結婚記念日の報告や、2ショットでストレッチをする姿など仲睦まじい様子がアップされており、今なお球界屈指のおしどり夫婦として知られる。 　「メジャー行きを嘱望される好投手は、女子アナとの結婚が主流の時代でしたから、野球選手とアイドルの組み合わせは久々で、驚きをもって迎えられましたね。最近では、西武の源田壮亮と元乃木坂46の衛藤美彩、ヤクルトの高橋奎二とAKB46の板野友美など、このパターンも増えてきました。その先駆けといっていい存在でしょう」 　第10位は72票で、松坂大輔・柴田倫世(’04年)夫妻だ。日テレの人気アナウンサーだった柴田が、新人時代の松坂と取材を通じて知り合い結婚。だが、馴れ初めが1年目の春キャンプ前だったことから「女子アナが何も知らない若いスター選手を狙った」と顰蹙も買った。 　「最近は少なくなってきましたが、野球選手と女子アナのカップルは鉄板。イチロー・福島弓子夫妻はもちろん、古田敦也・中井美穂、石井一久・木佐彩子らと、一世を風靡した組み合わせでした。大谷翔平の結婚ではむしろ女子アナを選ばなかったことが称賛されていて、隔世の感があります」