尾上右近が『メシドラ』参戦!兼近大樹&満島真之介と千葉県船橋市で絶品カレーのハシゴ旅 歌舞伎俳優としてのさまざまな思いも語る
9月14日(土)放送の『メシドラ 兼近&真之介のグルメドライブ』(日本テレビ系 午前11時55分~午後1時30分)は、尾上右近をゲストに迎えて、千葉県船橋市を旅する。 【写真】ボウリング場でそれぞれユニークなポーズを取る3人 この番組は、EXITの兼近大樹と満島真之介が、おいしいものを食べるため、台本なし・仕込みなしの完全ガチドライブを繰り広げるバラエティ。店の聞き込みや撮影の許可取りも全部本人が行い、日本全国の有名店から地元の人しか知らないご当地グルメまで探し求める。 歌舞伎俳優・尾上右近が待っていたのは「ふなばし三番瀬海浜公園」。東京湾に面した絶景の干潟でいつもの通り満島演出のタイトルコールで『メシドラ』がスタート。「こんなにいきなり始まるんですね」と初っ端は若干戸惑い気味の右近。カレーが一番好きだという右近のためにカレーが食べられる店を探す満島と兼近。ノリノリの満島は「じゃあ、今日はカレーを3回くらい食べよう」と提案すると、右近の答えは「全然いけます」。兼近は「こんな歴史的な暑さの日に三食カレー?」と難色を示すも、右近と満島は全く意に介さずカレー屋さん探しに邁進する。兼近は「IKKOさんの手作りカレーがこの世で一番うまかった」と相変わらずのIKKOさん好きエピソードを披露する。 移動中の車内では、右近が男役と女役を演じている時の普段の所作への影響の話や、歌舞伎を真似する人たちを見て感じていること、自身がバラエティ番組に出演するときに感じていること、さらには歌舞伎の歴史的な成り立ちの経緯から今の自分が思っていることまで、歌舞伎俳優としてのさまざまな思いを語る。 最初のお店は船橋市場で51年続く「三代目 田久保食堂」。カレーを含む計4品を注文し、料理を待つ間の話題は歌舞伎俳優論。歌舞伎では演出家が存在しないため、主役の人によって舞台のカラーが決まるという。「歌舞伎の場合(古典として)守られてる半面、先人たちも全員ライバルで比較されるから不思議な感覚」と古典芸能ならではの面白さとむずかしさを語る。 そこから尾上右近の子供時代の話題へ。小学校のころから歌舞伎が好きすぎて学校にも行きたがらなかった子供だったという右近。「でも僕は歌舞伎俳優の家じゃなくて歌舞伎音楽の家だったんで」「役者やりたいって言ったら清元(音楽の仕事)どうするの?」と周囲からは反対されたと語る。「一個選択するために一個諦めなきゃいけないってあるじゃないですか、人生でも生活でも。それを体験したわけですよ、子供の時に」と歌舞伎に関わる家系に生まれた右近ならではの子供時代の苦悩を語る。 海鮮丼やカレーを満喫した後は「Sprout Coffee Stand」でコーヒーやクッキーをテイクアウト。次に向かったのはやっぱりカレー屋さん「CURRY&SPACE e-two」。ここでは3人それぞれカレーを注文していつものようにイチャイチャしながらカレーを堪能する。 続いて話題は右近の結婚観について。「芸の事についてずっと考え続けると芸人にはなってゆくけど人から離れていくところがあるから、人としての時間を過ごすために家庭を大事にしたい」と話す右近。結婚の時期を問われると「分かりませんね、こればっかりは」と笑う。 最後は「ストライカーズ西船ボウル」で今日の旅にかかった代金を誰が支払うか決めるボウリング3フレーム対決。それぞれ好きな将軍の名前でエントリーし、優勝は“ムサシ”、2位は“ケイジ”、最下位は“シンゲン”に。お支払いとなった“シンゲン”は果たして誰なのか。
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