ANA機で気圧低下の「重大インシデント」 22日長崎発中部国際空港行きの便
長崎放送
今月22日、長崎空港から愛知の中部国際空港に向かっていた全日空機の機内の気圧が低下するトラブルがあり、国土交通省が、重大インシデントに認定しました。 【写真を見る】ANA機で気圧低下の「重大インシデント」 22日長崎発中部国際空港行きの便 全日空などによりますと、今月22日の午前9時48分に、長崎空港を離陸し中部国際空港に向かっていた全日空のボーイング737型機が和歌山県の上空を通過中、機内の気圧の低下を示す警報が作動しました。このため、当該機は緊急事態を宣言し、高度3千メートルまで降下したところ、気圧が正常の範囲に戻ったことから、そのまま中部国際空港に着陸しました。 この便には、乗員乗客あわせて104人が乗っていて、このうち11人が倦怠感などの体調不良を訴えたということです。国土交通省は、このトラブルを「重大インシデント」に認定し、原因の調査を行うことにしています。
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