第1航空群司令「戦後最も厳しく複雑な安全保障環境」と式辞 開隊70周年記念式典に650人 海上自衛隊鹿屋航空基地
鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地で7日、開隊70周年記念式典があった。県内外から関係者約650人が参列し、東シナ海などの警戒監視に当たる拠点の節目を祝った。 海洋監視強化へ滞空型無人機MQ-9Bシーガーディアンの導入決まる 海自鹿屋航空基地で今夏、同型機を試験運用 配備先は「今後検討」 防衛省
大西哲第1航空群司令は式辞で、周囲の支援に感謝した上で、日本の現状について「戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面している」と指摘。困難な状況でも全力を発揮できる態勢を整えるなどとし、「わが国の安心・安全を守っていく」と誓った。 1936(昭和11)年に発足した鹿屋海軍航空隊が戦後、警備隊鹿屋航空隊などを経て、54年に海自鹿屋航空隊となり同基地で活動してきた。現在は7部隊の約1700人が在籍する。
南日本新聞 | 鹿児島