金村義明氏 近鉄1年目の信じられない契約更改「新聞社にはアップや言うとけ!」
近鉄など3球団で活躍した金村義明氏(60)が、高橋慶彦氏(67)のYouTube「よしひこチャンネル」に出演。プロ1年目の信じられない契約更改の裏話を明かした。 金村氏は報徳学園エースとして夏の甲子園を制覇。高校生離れした打力も評価されて1981年ドラフト1位で近鉄入りした。 年俸は800万円出せると言われたが、いざ入団すると「そんなにもらったらいじめられぞ」と400万円に下げられた。 それでも高卒1年目は2軍でフルイニング出場。ジュニアオールスターではサイクル安打も放った。 MVP賞100万円、サイクルヒット賞30万円、打撃賞、ホームラン賞など全て合わせて139万円。「独り占めですよ」と振り返った。 1年目から1軍も経験し、7試合17打数2安打。順調にシーズン終わって「絶対上がる」と契約更改に臨んだが、まさかの50万円ダウンだった。 「えーっ!?て言うと(球団幹部から)プロのファームは農場や、牛と一緒や。1軍の成績で話持って来い」と言われたという。 さらに「ジュニアオールスターでナンボもろうた?350万円に139万円足したら400万円からナンボアップや。新聞社に30、40%アップや言うとけ」と追い打ちをかけられた。 金村氏が「実話やからね」と嘆くと、高橋氏は爆笑していた。