衝突のトラック、車体に異常なし 北海道・八雲町、運転ミス原因か
北海道八雲町で6月、トラックが都市間高速バスに正面衝突し5人が死亡した事故で、トラックの車体には目立った異常がなかったことが17日、捜査関係者への取材で分かった。道警は死亡したトラックの男性運転手=当時(65)=の運転に問題があった可能性があるとみて、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで捜査している。事故は18日で半年となる。 捜査関係者によると、大破したトラックの車体を詳しく調べたが、ハンドルやブレーキなどに異常は見つからなかった。車体は夏ごろまでに所有する養豚会社「日本クリーンファーム」(青森県おいらせ町)に返却した。