クー・チェンドン主演 ‟幻の傑作”とされた、若者たちの喪失と再生を描くロマンティック・コメディ 映画『狼が羊に恋をするとき』
台湾映画『狼が羊に恋をするとき』が公開される。この度、本作の予告映像、日本版ビジュアル、場面写真が公開された。 本作は、台北駅近くに実在する予備校街〈南陽街〉を舞台に、そこで働く若者たちの喪失と再生を描いたロマンティック・コメディ。2012年秋に台湾で公開された後、日本ではSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2013 長編コンペティション部門、カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2014などで上映されたが、一般公開はされていない〝幻の傑作〟となっていた。 主演は、本作が、大ヒット青春映画『あの頃、君を追いかけた』に続く主演2作目となるクー・チェンドン。また、『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』主演の実力派女優ジエン・マンシュウにとっては、本作が映画初出演にして初主演作という、記念碑的作品でもある。 実写にアニメーションやコマ撮りを加え独特の世界観を創り出すのは、巨匠ホウ・シャオシェン監督がプロデュースした『ONE DAYいつか(原題:有一天)』で長編デビューし、本作が長編2作目となったホウ・チーラン監督。 南陽街で働きながら恋に悩む主人公ふたりのほか、彼らを取り巻く個性的な南陽街のキャラクターたちも登場。タンの働く印刷店の店長を演じるのは『悲情城市』で銀幕デビューを果たし、現在に至るまで数多くの話題作に出演し続ける名優ツァイ・チェンナン。シャオヤンの同僚を演じるのは、本作で映画デビューを果たしたグオ・シューヤオ。タンの相談に乗る謎の麺屋台の店主役を『セデック・バレ』で一躍有名になったリン・チンタイが演じる。 映画『狼が羊に恋をするとき』は、2024年6月14日(金)より下北沢トリウッドにて公開。
otocoto編集部