カゼミロはひどい買い物だった!? キャラガー氏「31歳の男に5年契約で7000万ポンド……」
負傷でチームを離れている
現在リーグ3連勝中、順位を6位まで上げてきたマンチェスター・ユナイテッド。しかしケガ人の多さに悩まされており、MFカゼミロもそのひとりだ。 問題は負傷だけではない。昨季はさすがの能力を見せていたが、今季は負傷する前にも、そのパフォーマンスを疑問視されていた。英『Daily Mail』によれば、元リヴァプールのジェイミー・キャラガー氏は、昨季ユナイテッドがカゼミロを獲得したことに疑問を抱いている。 「マン・ユナイテッドがカゼミロを買ったことを考えるとき、昨季彼がどれだけの成績を収めたかは置いておいて、ビジネスとクラブ経営の観点から考えるとひどい買い物だった。それはただのパニックだ」 「30だか31歳の男に5年契約で7000万ポンド。巨額の金がかかるんだ。彼はいま(ピークを過ぎて)山を降りているところだ。(今後)いったい誰が彼と契約すると思う?」 また、キャラガー氏は、歴代のユナイテッドの監督たちが選手獲得に関して力を持ちすぎていると感じているようだ。 「今のテン・ハーグを見ていると、基本的に彼が獲得した選手の60~70%ほどはオランダリーグの選手か、彼が以前に一緒に仕事をしたことがある選手のどちらかだ。つまり、彼はクラブで信じられないほどの力を持っているということがわかる。そして、それはうまくいっていない。ジョゼ(・モウリーニョ)や(ルイ・)ファン・ハールも同じだと思う」 「監督は契約に関して意見を述べるべきだが、自分が欲しい選手をただ買いに行くことは許されるべきではない」 ジム・ラトクリフ氏がクラブの株式の25%を取得した場合、元リヴァプールのマイケル・エドワーズ氏に移籍関連を監督させるとの噂も持ち上がっているユナイテッド。結果的に近年は移籍市場でうまく立ち回ることができていないが、選手補強の面からもチームは変わっていくのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部