マイク・タイソン、ジェイク・ポール戦に「死ぬほど怖い」と告白、ルールの詳細も
7月20日(土・現地時間)米国テキサス州にて対戦する、元プロボクシング世界ヘビー級王者マイク・タイソン(57=米国)vsジェイク・ポール(27=米国)の詳細ルールが報道された。 タイソンはインタビューで「死ぬほど怖い、これは戦いだ」と”ガチ”の戦闘であることを強調した。 【フォト】タイソンの最近のマッスルボディ!早すぎるミット打ちも 米メディア『USA TODAY』は”タイソンvsジェイク”のボクシング戦ルールについて「各ラウンドは公式戦の3分ではなく2分。グローブも、これも公式戦の10オンスのグローブではなく、両者16オンス。またエキシビションマッチであり、試合を採点する公式ジャッジは存在しない」と報道した。 また、上記のルールは「(2020年にタイソンが戦った)ロイ・ジョーンズとのエキシビションマッチと、グローブ重量以外ほぼ同じ(※ジョーンズ戦は12オンス)」としている。 ジョーンズ戦に則るなら、8回戦、KO以外は勝敗なしということになるだろう。 タイソンは2日『FOX NEWS』のインタビューで「これはエキシビションマッチと呼ばれている」と認めながら「これは戦いだ。俺は”怖い”と思うことはなんでも立ち向かいたくなるんだ。今は死ぬほど怖い」とガチの戦闘であり、恐怖も感じていると告白。 そして「逆境と緊張が俺を成功へと導いてくれるんだ。この気持ちがなかったら、リングには上がらない」と闘志を見せていた。 タイソンは3月中旬以来、トレーニング動画を自らのSNSで公開していない。 しかし4日に公開された『Fight Hub』のYouTubeでは、タイソンがプロテクターをしたトレーナーに強烈ボディを入れ、トレーナーが吐いてしまう場面がアップされていた(現在は非公開)。 試合は非公式戦の可能性が高いが、本気で仕上げてくるタイソンが見られそうだ。