【ヤクルト】首位打者も狙える高打率助っ人が先制&V打 高津臣吾監督「自分の役割をすごく理解している」
◆JERAセ・リーグ 巨人3―4ヤクルト(30日・東京ドーム) ヤクルトはサンタナ外野手の先制&決勝打の活躍で2連勝。借金は3となった。3打点のヒーローは「巨人戦は接戦になることが多くて、緊迫した場面が多い。自分も競争心が強いので、すごくモチベーションになる」とG倒を喜んだ。 まずは先制点をもたらした。0―0の4回1死一塁。山崎伊の直球を捉えた適時二塁打。右翼フェンス最上部に当たり、2ランとはならず。サンタナは「パワーが足りませんでした」と残念がった。それでも18日の中日戦(バンテリンD)から11試合連続安打となった。 さらに2―3の7回2死満塁の絶好機では西舘の投じた初球のカットボールを捉え一、二塁間を破る2点適時打で逆転に成功した。 打率は両リーグトップの3割4分8厘に上昇した。まだ4月だが、今後もタイトルを狙える程の好調ぶり。「(タイトルは)全く意識していない。チームに貢献することだけ」とクールに締めくくった。
報知新聞社