ルヴァン杯初出場のJ3奈良、広島に0―6で敗れる
◆ルヴァン杯1次ラウンド2回戦 奈良0―6広島(24日・ロートフィールド奈良) ルヴァン杯初出場となったJ3・16位の奈良は、J1・3位の広島と初対戦。公式戦では初となるロートフィールド奈良でのナイターゲームとなったが、0―6に終わった。 試合開始前から土砂降りのなか奈良が奮闘した。広島の攻撃を全員で守り切り、0―0で折り返しかと思われた前半43分。広島のMF柏好文にゴールを許し、0―1で前半が終了。同点に追い付きたい奈良だったが、後半開始3分で広島のFW大橋祐紀に追加点を奪われ、その直後にはPKを与えてしまい、0―3と苦しい状況に。追い打ちをかけるように、奈良のFW関口智也がレッドカードで退場。10人で戦うなか、後半32分、ペナルティーエリア手前でFKを獲得し、DF寺島はるひがゴールを狙うが、1点が遠かった。その後、広島の攻撃陣が勢いに乗るが、奈良の守備はついていけず、試合は6失点に終わった。 J1では4勝5分けと唯一開幕から負けなしの広島は、アウェーにも関わらず、奈良に負けない数のサポーターが駆けつけた。雨のなか、声援を送るサポーターに大量得点で勝利を届けた。
報知新聞社