男闘呼組が再集結、羽田エアポートガーデンをジャックした握手会を現地レポ
電撃的な再結成から1年間限定での活動を昨年8月に終えた男闘呼組が、3月15日に彼らのラストライブとなった武道館公演と日比谷野外音楽堂公演の模様を収めた映像作品『LAST FOREVER』をリリースした。3月24日に開催された握手会のレポートを掲載する。 【画像を見る】笑顔で握手する男闘呼組(全10枚) 3月24日(日)、男闘呼組の4人――前田耕陽、高橋和也、岡本健一、成田昭次の姿が羽田エアポートガーデン内にあるイベント会場・ベルサール羽田空港にあった。『LAST FOREVER』の購入者・当選者限定企画としてメンバー発案により実施された握手会に参加するためだ。 館内の巨大サイネージには男闘呼組のライブの模様が映し出され、館内BGMも男闘呼組の楽曲が流れる。また、この日限定で彼らが実際にライブで着用した衣装の展示がされるなど、そちらにも長い行列ができ、さながら羽田エアポートガーデンをジャックしたような雰囲気が漂っていた。ファンの熱気も凄まじく、早朝から多くのファンが集まっていた。 握手会に臨む本番直前、メンバー4人に少しだけ話を聞くことができた。 「僕らが16歳の頃に新宿で握手会をやったんですよ」(高橋) 「デビュー前だよね」(前田) 「そう。あのときも3000人くらいのファンが集まってくれたんだよ」(高橋) 「よく覚えてえるね」(岡本) 「じゃあそれ以来になるのかな」(成田) 解散後の握手会というだけでなく、握手会自体がデビュー前以来2度目であることを考えればあまりにも貴重な機会ということだ。 「今日は4回あるので、がんばっていきましょう!」 前田が声をかけると、自然と4人が輪になり手を重ねる。そして、「羽田―、エアポート、ガーデン!」とライブ直前と同じように声かけで本番に臨んだ。 メンバー4人は、並んだファン一人ひとりと熱い握手を交わしていく。朝7時から並んでいたという名古屋から来た女性は、「目の前にメンバーがいることが信じられなくて……。もう感動してヤバかったです。手を洗いたくない。何も触りません(笑)」と興奮と喜びを語ってくれた。 解散してもなお、こうやってメンバーが集まり、ファンの前に姿を現すのは、異例なことかもしれない。それが可能なのは、彼らが共に継続して音楽活動を行なっているからだ。男闘呼組を母体としたバンドRockon Social Clubは7月からの全国ツアーを発表。また、成田昭次のプロジェクトであるNARITA THOMAS SIMPSONも4月10日(水)にニューアルバム『冒険者たちのうた』をリリースし、現在ツアー中だ。男闘呼組は解散したけど終わらない。「LAST FOREVER」――まさに言葉通りのイベントとなった。 <イベント概要> 男闘呼組「LAST FOREVER」発売記念握手会 開催日時:3月24日(日)10:00~20:00 会場:ベルサール羽田空港 参加人数:約3500人 <リリース情報> 男闘呼組 「LAST FOREVER」 3月15日(金)発売 Blu-ray:¥22000(税込) TYOR-3003 DVD:¥18000(税込) TYOR-3006 ※Loppi・HMV限定販売 =収録内容=(3枚組BOX仕様) DISC-1:2023.8.25(金)@日本武道館 DISC-2:2023.8.26(土)@日比谷野外大音楽堂 DISC-3:ドキュメンタリー映像
Rolling Stone Japan 編集部