「岩手山」が「岩木山」に マンション広告の画像間違い 開発業者が盛岡市長に謝罪 岩手・盛岡市
TVIテレビ岩手
岩手県盛岡市内で建設が進むマンションの広告で、「岩手山」の画像が「岩木山」になっていて市が抗議していた問題です。開発業者が25日、盛岡市役所を訪れ謝罪しました。 「岩手山」の眺望を謳うマンションの広告にあったのは、見えるはずのない青森県の「岩木山」。 東京の不動産会社タカラレーベンが盛岡市紺屋町に建設を進めるマンションの広告に、「岩手山」ではなく「岩木山」の画像が使われたことで盛岡市が抗議していました。 タカラレーベン 「多くのみなさまにご迷惑をおかけしたこと、不快な思いを させてしまったこと、重ねてお詫びを申し上げます。まことに申し訳ございませんでした」 25日、盛岡市役所を訪れたのは、タカラレーベンの手島芳貴マンション事業本部長ら5人です。 内舘市長 「岩手山は(盛岡市民の)シンボルです。アイデンティティでもあります。 もし本当にそういう(謝罪の) 気持ちがあるのであればやはり 説明するのは伝えるのは市民に 対してだと思っています」 名前は似ていても形が全く違う「岩手山」と「岩木山」。広告制作会社は、冬に撮影した岩手山の画像を夏の風景に加工するためインターネットで検索した際に、「岩木山」と取り違えてしまったと説明しています。 手島芳貴マンション事業本部長 「建物の方のチェックに気を取られるあまりに景観の方のチェックが漏れていたというのが今回の大きな要因ですので、今までチェックを厳しくしていた建物部分以外の景観の部分に対してもチェックしていくこと を意識していきたいと思う」 タカラレーベンは、インターネットも含め広い媒体で今回の不手際に関する説明とお詫びをしたいとしています。