鈴木博昭vsYA-MANとベイノアvs井上雄策が決定。鈴木とYA-MANは額をつけ合い一触即発【RIZIN.46】
RIZINが3月23日、「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(兵庫・神戸ワールド記念ホール)で「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の追加カードを発表した。 フェザー級で元シュートボクシング(SB)世界スーパーライト級王者の鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)とRISEオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)-65kg級王者のYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が対戦する。鈴木は2月24日に佐賀・SAGAアリーナで開催された「RIZIN LANDMARK 8 in SAGA」で元DEEPフェザー級王者の芦田崇宏(BRAVE)にTKO勝ちを収めた後のマイクで「なんでもありで俺とタイマンしようぜ」とYA-MAN戦をアピールしていた。 YA-MANは「年末、負けました。あそこまで殴り合ったら普通、仲直りすると思うんですけど、まだ平本のことは嫌いです。絶対にあいつにはMMAでいつか絶対にやり返そうと思っているんで、そのためには俺が上まで行かないと戦えないと思うんで、今回、怪物君に勝って。ただの踏み台だと思っているんで、今回勝って、平本をいつか絶対ぶっ飛ばします」と鈴木戦の勝利の先に昨年大晦日に敗れた平本連との再戦実現を見据えた。そこに向けて「今まで格闘技をなめてて。週6くらい練習して、練習が終わったら週3くらいキャバクラに行っていたんですよ。それでは強くなれないと思って、週1に変えました。絶対に勝ちます」とキャバクラ通いを3分の1にすることを誓った。 鈴木は「4月29日、昭和の日、有明アリーナ。昭和生まれの僕が皆さんに元気を届けに来ました。いろいろめんどくせえ御託は置いておいて、YA-MAN君、楽しいタイマン張ろうぜ、よろしく」と呼びかけるとYA-MANも「よろしく」と応じ、2人は額をつけてにらみ合った。
また、ライト級では“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)と井上雄策(リバーサルジム川口REDIPS)が対戦する。 ベイノアはMMAではRIZINで武田光司、宇佐美正パトリックに連敗、キックボクシングではRISEと「THE MATCH 2022」で海人と和島大海に連敗し、現在4連敗中。昨年3月から1年間のアメリカ修行を敢行し、帰国したばかり。井上は昨年10月の「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」でRIZINに初参戦し、渡慶次幸平にTKO勝ちして以来、2度目の参戦となる。 井上が「対戦相手は僕が中学の時からずっと見てきた、カーロス・ニュートン選手です」とボケるとベイノアは「M-1の決勝に行かれてましたけど」と井上が似ていると言われるオズワルドの伊藤俊介に見立て突っ込むなど、互いにちょっとずつ滑り合う。 ベイノアはさらに「押忍。成増生まれ。極真育ち、サンノゼ経由、RISEファイター、“ブラックパンサー”ベイノアです。RIZINファンの皆様、目を覚ましてください。僕は1年前の大晦日、このRIZINで負けて、やっと目が覚めました。そして一つ気づいたことがあります。格闘技は押忍です。格闘技は押忍なんですよ、結局。そこに戻ってきました。4月、僕の人生をかけた押忍をお見せします。皆様、押忍の準備はよろしいですか? 4月、見逃さないでください。押忍!」とアジテーションもいまいち会場は盛り上がらず。先行きに不安を感じさせた。
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