山縣亮太、パリ五輪出場を断念 6月の陸上日本選手権も欠場へ
陸上男子100mで日本記録を持つ山縣亮太が16日、オンラインで取材対応し、3月上旬から右脚に違和感を抱えているため6月の日本選手権出場を見送り、パリ五輪を目指すことは断念すると明かした。2028年のロサンゼルス五輪を狙う意向も現時点ではないという。 過去3大会連続五輪に出場した31歳のスプリンターは、引退はせずに復活への道を模索する。来年は東京で世界選手権が開催され「(五輪挑戦が)結果的にラストになって残念。25年に全てを出し切って終わりたい」と心境を語った。当面は「分かっていない原因の特定と治療に専念する。非常に残念で力不足を痛感している。今は喪失感が大きい」とした。