「夢だった」吉本新喜劇・吉田ヒロがNGK最寄りの老舗百貨店でアート展開催「お金持ちに買ってほしい」
吉本新喜劇座員の吉田ヒロが12日、大阪・難波の百貨店「高島屋大阪店」で初日を迎えたイベント「吉本新喜劇 吉田ヒロ ギャグアート展vol.6と吉本新喜劇美術倶楽部」(18日まで)に座長・酒井藍、ボンざわーるどと出席した。 今月25日まで同店で開催中のアートの祭典「Osaka Art & Design 2024 in OSAKA TAKASHIMAYA」の一環。 「まゆ毛、ぼ~ん!」のギャグなどで知られるヒロは「ガキの頃から我流で」絵を描くことが好きで、ポップな作風や前衛的な実験作など多彩なアートを手掛けてきた。他地域の高島屋でのアート展は経験済みだが、新喜劇の本拠地・なんばグランド花月(NGK)の最寄りの老舗店での開催に「夢だった」と感慨深げ。 象の神様・ガネーシャをピンク色で描き、代表作として目立つ場所に掲示している「夢叶」(税込み82万5000円)はコロナ禍の際に1日9時間、2か月かけて完成させた。思いを込めた作品だけに「買ってほしくない」と本音も漏らしつつ「吉本興業が絡んでいるので一点一点、(値段が)高い。お金持ちに買ってほしい。今、インバウンドなので外国の方に買ってもらえれば」と、そろばんをはじいた。 展示は1階の特別スペースで、ヒロの作品や、ボンが部長を務める「吉本新喜劇美術倶楽部」の部員のアートが展示されている。酒井は「ヒロ兄さん、マジですごい。唯一無二の存在。私たちも乗っからせてもらってラッキー」と喜んでいた。
報知新聞社