「何もかもなくなった」話題の青汁王子を直撃。“人生でいちばん安く狭い”月6万円のアパートで誓った再起
8月5日に起きた日経平均株価の歴史的暴落で破産寸前に追い込まれた青汁王子。豪邸から移り住んだ家賃6万円のアパートで彼を直撃。再起にかける思いを聞いた! ⇒【写真】ストレスから、十数年ぶりにたばこを吸い始めたという
青汁王子 NOT OVER!どん底からの決意表明
「何を隠すこともなくお金がなくなりました。リアルになくなりました」 「金もない、家もない、女もいない。何もない」 実業家の“青汁王子”こと三崎優太氏が8月13日、Xでこのように発信した。若き富豪として一世を風靡していた彼に何が起きたのか。 現状を知るべく、直撃取材に向かった記者が指定された場所は、家賃1700万円の「青汁ヒルズ」ではなく、下町情緒あふれる立地に立つ築40年超の古びたマンション。記者がドアを開けた途端、怒号が聞こえてきた。 「電気、まだ通らないんですか? 今すぐ使いたいんですよ。困りますよ!」 引っ越したばかりでまだ何も置かれていない1DKには、電力会社に必死に電話をかけている三崎氏がいた。さすがに申し込んだ翌日の開通は不可能だったようで、薄暗く、エアコンなしの蒸し暑い部屋で話を聞くことになった記者。もともと9月末に青汁ヒルズから退去することが決まっていたとはいえ、落差が激しい。 「会社のカネを流用したことで、9月末に必要な3億1000万円の支払いができなくなっている状態。その中には、青汁ヒルズの原状回復費用8000万円も含まれてます」
1700万円を35年ローン
何とか月々の生活費を抑えようと「都内・格安・ペット可・バイク置き場あり」の条件で物件を探しまくってこの部屋にたどり着き、1700万円の35年ローン月々6万円で購入した。株のみならず生活レベルも明らかに暴落したが、むしろ気楽だという。 「都心からも遠いし、お風呂の窓が錆びついているし。上京したときの部屋よりも狭くて安いけど、なんだかんだ言って、住居を購入したのは初めなのでうれしい。近所には、おじいちゃんおばあちゃんがたくさんいて昭和の下町っぽい点も結構気に入っているかも。全然イケる気がします!」 最寄り駅までは徒歩約20分かかるが、基本的にバイク移動なので問題はない。かつての部屋にあった豪華な家具はなくなり、カネを失った途端、好意を持っていた女性も離れていき、癒しと言えば添い寝してくれる愛犬の存在だけだという。