コンテナ船から過去最大13トンのコカイン押収 スペイン
【AFP=時事】スペイン警察は6日、南米エクアドルからバナナを運んできたコンテナ船から13トンのコカインを押収し、1人を逮捕したと発表した。これは同国史上、最大の押収量となる。 【写真】日本人フラメンコ舞踊家、歴史あるコンクールで外国人として初優勝 コンテナ船は、エクアドル最大の都市グアヤキルを出港し、スペイン南部のアルヘシラス港に入った。バナナを積載しており、バナナが入った箱と同じデザインの箱の中にコカインが詰められていた。 エクアドル警察からの情報提供を受け、スペイン警察と税関が先月14日、コカインを差し押さえた。 警察によると、輸入会社のパートナーと見られる女が中部トレドで逮捕された。別の2人の容疑者は逃走中という。 スペインは、中南米の旧植民地と関係が深く、大麻の主要生産国であるモロッコに近いこともあり、欧州への麻薬の主要な流入経路となっている。【翻訳編集】 AFPBB News