広島・新井監督「さすが野間さん、頼りにしています」V打のヒーロー称賛 「まず、トコよね」一問一答
「広島2-1ヤクルト」(2日、マツダスタジアム) 広島が接戦を制し、2連勝とした。先発・床田は7回4安打無失点の好投。白星こそならなかったが、カード初戦を託された期待に十分応えた。打線は七回2死二塁から秋山の適時打で先制し、同点の八回は田村の今季初安打を起点に相手のセットアッパー・清水から野間が決勝の適時三塁打を放った。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。 【写真】「さすが野間さん」勝負強すぎるV三塁打 ドヤ顔でガッツポーズ (テレビインタビューで) -野間が打って守って大活躍。 「よくあの場面で打ってくれましたね、さすが野間さんです」 -六回終了時、ベンチで床田に声をかけて七回も続投した。 「球数も少し増えてきましたので、確認といいますか『もういっちょ行けるか』と言ったら『行かせてください』ということだったので、もういっちょ、いこうと」 -勝ち越しの場面は田村の安打から。 「いい投手から、いいヒットだったと思いますし、ここまでヒットは出てなかったですけど、試合を重ねるにつれて内容は少しずつ上がって来ていたので、いいヒットだったと思います」 (ペン囲みで自ら) 「まず、トコ(床田)よね。本当、期待通りのナイスピッチング」 (続けて) 「(七回は)小園も追い込まれながら、よく粘って四球を取った。(二盗も)あそこら辺に、彼の成長を感じる。もぎとった四球から高い集中力でセカンドに、すごくいい走塁だった。(先制打の)アキ(秋山)も見事だね。追い込まれながらも、これは本当に高い技術のたまもの。素晴らしい。あと、野間かな。さすが野間さんですね」 -野間は序盤の打席から粘って球数を投げさせながら、最後に打った。 「彼の持ち味でしょ。相手は嫌だからね。簡単に終わってくれない、球数がかかる。追い込まれてファウルで粘って、そこからヒット打たれるっていうのは、同じヒットでも相手はすごく嫌だと思うね、彼のことを。去年も勝負強かったけど、今年も勝負強いよね、頼りにしてます」