ごみ処理施設の予定地に盛土 中からコンクリート 産業廃棄物か 施設の稼働2年以上遅れる見通し 大空町
HTB北海道ニュース
北海道・大空町のごみ処理施設の予定地に産業廃棄物とみられるものが埋まっていたことがわかりました。 荒木俊光カメラマン) 「掘削調査で掘り出されたのでしょうか大きなコンクリート片が落ちています」 大空町東藻琴では網走市など1市5町のごみ処理施設の建設が予定されています。ここでは7月から10月にかけての地質調査で、敷地内に高さ13.7メートルの盛土がみつかり、中にコンクリートやビニールなどが埋まっていました。 25日の網走市議会で、市は2029年度の稼働開始を目指していたごみ処理施設が盛土とごみの影響で最低2年は遅れる見通しだと明らかにしました。網走市によりますと1市5町にある処分場について延命措置、または、新たな処分場の建設などが必要になるということです。 大空町によりますとこの土地は去年まで公共工事の土捨て場として使われていて、誰が持ち込んだごみかは分かっていないということです。 大空町住民課 砂金英樹課長) 「残土捨て場なので少なからずがれき等は混入している可能性はあるのかなという認識ではいました。協議会の中で何が最善なのかを協議していきたいと思う」。 道は近いうちに土地を所有する大空町に対し、ごみの撤去など適切な処理を求める方針です。
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