11月7日は立冬 弥生の里、赤ソバ満開・吉野ケ里歴史公園
7日は立冬。暦の上では冬の始まりとされる。6日の佐賀県内は朝は冷え込んだものの、日中は穏やかな秋晴れとなった。吉野ケ里歴史公園(神埼市郡)では赤ソバの花が満開になり、弥生の里を鮮やかな薄紅色に染めている。 赤ソバは「高嶺ルビー」という観賞用品種で、園内北西側の「祭りの広場」に約50万本を栽培している。担当者は「猛暑の影響で色が少し薄めだが、時期をずらして植えた畑もあり、11月中旬まで楽しめる」と来園を呼びかける。 熊本県から家族3人で訪れた女性(66)は「天気がよかったので、娘や孫と出かけよういう話になった。復元された建物やきれいな花も楽しめ、足を延ばしたかいがあった」と話した。(写真と文・米倉義房)
米倉義房