AIを活用してごみ拾い データをまちづくりに生かす 仙台・青葉区
khb東日本放送
AIを活用したごみ拾いが、仙台市青葉区の定禅寺通で行われました。どのような場所に何が落ちているかを地図上に集計し、まちづくりや環境対策に役立てる取り組みです。
定禅寺通街づくり協議会などが主催した清掃活動には、周辺で働く人たち約90人が参加しました。 ごみ拾いに使用するトングにはカメラが内蔵されていて、スマートフォンの位置データと連動してごみの種類と拾った場所が自動的にパソコン上に集計されます。 参加者たちは、6日から始まるSENDAI光のページェントで宮城県内外から訪れる人たちに心地良く過ごしてもらおうと、会場一帯の植え込みの中のごみなどを拾いました。 1時間で15袋ほどのごみが集められ、コンビニ周辺には食品の包装紙、駐車場の敷地ではたばこの吸い殻が目立ったということです。 立花巧樹さん「マップ上に可視化することで、どこにどのようなごみが多いのかが勝手にデータとして記録される。これによってたばこの吸い殻が多い場所には喫煙所、缶やペットボトルが多い場所にはリサイクルボックスを設置するなど、未然にポイ捨てを防ぐことができる」 主催者は、今回のデータを仙台市に提供するなどして今後の街づくりや環境対策に役立ててほしいとしています。
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