「凜とした姿、頼もしい」 亀山で消防職員市長査閲 三重
【亀山】三重県の亀山市消防本部(豊田達也消防長)は15日、同市野村4丁目の消防庁舎で、令和7年「消防職員市長査閲」を実施した。横2列に並んだ消防職員47人に対し、櫻井義之市長は、服装と手帳を点検する査閲をした。 査閲は、職員の品位と規律の保持に努めるとともに、士気高揚を図る目的で毎年、年始めに実施している。 櫻井市長は「皆さんの規律正しく、士気旺盛な通常点検を拝見し、高い使命感のもとに、平素からいつ発生するとも限らない災害に備えていることがうかがえ、その凜(りん)とした姿を前に、大変頼もしく思います」と述べた。 また、「本市としても、近い将来発生が危惧される『南海トラフ地震』に備え、災害に強いまちづくりを一層推進し、消防の任務が確実に遂行されるよう、環境整備に傾注する」と訓示した。