メーガンさんをナイジェリア大統領夫人が痛烈批判 「私たちの文化では裸は受け入れられない」
ヘンリー王子(39)とともにナイジェリアを訪問したメ―ガンさん(42)。現地でのふるまいが「まるで公式ロイヤルツアー」と物議を醸していたが、さらに痛烈な批判をする人物が現れた。ナイジェリア大統領夫人のオルレミ・ティヌブさん(63)だ。いったい何があったのか。 【写真】メ―ガンさんのガーナ訪問に暗雲 ナイジェリア大統領夫人が痛烈批判 ■背中の大きく開いたドレスで学校へ ヘンリー王子とメーガンさんは、5月10日から3日間ほどのナイジェリア訪問を終えて、アメリカ・カリフォルニア州に戻った。ナイジェリアでは、2人が立ち上げた慈善団体「アーチウェル財団」が一部支援した学校を訪問。ヘンリー王子はナイジェリア軍隊を閲兵し、メーガンさんはナイジェリアの女性らとフォ―ラムを行った。英王室を離脱して4年以上が過ぎたが、まるで公式ロイヤルツアーのようだった。 しかし、ヘンリー王子は「自分はナイジェリアで頑張ったのに、英王室は全く認めてくれない」と不満気だ。一方、メーガンさんは「批判するのは、私たちがうらやましいから」と意に介さない様子で、「王室より(私たちのように)物議をかもす方が世間へのアピ―ルになる」と周囲に漏らしているそうだ。 そんなメーガンさんは、早くもナイジェリアの次の外国訪問を視野に入れている。デイリーエクスプレス(オンライン)によると、ガーナ共和国を検討中だという。ガーナは西アフリカに位置し、英連邦の加盟国。首都はアクラで、公用語は英語。治安は比較的安定しているといわれる。国民の約7割がキリスト教徒で、イスラム教徒が約2割を占める。 ガーナの有力者がヘンリー王子とメーガンさんの招待を強く進めており、国民も「2人に独自の文化と温かい国民性に触れてほしい」として、熱狂の渦がすでに沸き起こっていると報じられた。メーガンさんは年内にもガーナ訪問を実現させる予定とみられていた。
■ナイジェリア大統領夫人が「なぜ来たのか?」と批判 だが、そこに横やりが入った。ナイジェリア大統領夫人のオルレミ・ティヌブさんが、メーガンさんのナイジェリアでの服装について痛烈に批判したのだ。ティヌブ夫人はナイジェリアの上院議員を10年以上務め、2021年国際女性デーの「最も影響力のある女性上院議員」賞など、確かな実績と数多くの受賞歴があるキャリアウーマンだ。 ティヌブ夫人は大統領である夫の就任1周年を記念するスピ-チで、こう疑問を投げかけた。「メーガンはなぜ、アフリカを探してここに来たのですか?」。そして続けた。「私たちは、メットガラ(毎年5月ニューヨークのメトロポリタン美術館で開かれるファッションの祭典)を主催しているのではありません。メットガラでは、女性たちはみな裸になっているようです。しかし私たちの文化では、裸は受け入れられません。(子どもたちは)アメリカのセレブらの真似をしないでください」。ナイジェリアの血をひくことを明かしているメ―ガンさんに、適切な言動を取るべきだったと訴えたスピーチに、会場からは拍手と歓声が沸き起こったという。 メーガンさんのナイジェリアでの服装は、背中が大きく開くデザインのものがあり、イギリスでも顰蹙(ひん・しゅく)をかっていた。訪問した学校の女生徒たちがメーガンさんの服装に眉をひそめたり、嘲笑したりする写真も出ていたところに、国民から敬愛されている大統領夫人が口を開いたのである。これを耳にしたメーガンさんは、大統領夫人に謝罪を求めたとの報道もある。 成功したと信じて疑わなかったナイジェリア・ツアーに水を差されたメーガンさんだが、彼女にとっての朗報が飛び込んできた。イギリスのスナク首相が次の政権を決める総選挙を行うと発表したのだ。投票日は7月4日である。英国の総選挙は来年1月までに行われることになっていて、スナク首相は「今年後半に実施」と繰り返してきた。しかし、経済指標がわずかに上向いた今、早期実施に踏み切った。