リバプールがレアル上層部から疑問視されるMFチュアメニ獲得に本腰か?クラブ専門メディアは史上最高額での獲得可能性を指摘
プレミアリーグのリバプールは、スペインのレアル・マドリードからフランス代表MFオーレリアン・チュアメニを獲得する可能性があるようだ。リバプール専門メディア『ANFIELDINDEX』は現地時間3日に、クラブが史上最高額でマドリーから同選手を獲得する可能性について伝えている。 【写真】リバプール、最新年俸ランキング フランス・モナコからマドリーに加入したチュアメニ。チームを指揮しているカルロ・アンチェロッティ監督からは信頼を得ているものの、スペインメディア『RELEVO』は、「現在では確実性よりも疑問の方が大きい。彼が他の選手たちと同じように貼られていた譲渡不可能というレッテルは、首脳陣にとって当然のものではなくなっているようだ」と、クラブの上層部は同選手のパフォーマンスについて疑問視しており、以前のように非売品ではなくオファーを受け付ける姿勢であることを報じていた。 そんな同選手の状況に興味を示しているのが、プレミアリーグの名門リバプールだ。同メディアは、「リバプールのチーム再編は勢いを増しており、彼らはシーズンを一変させる可能性のある中盤の才能チュアメニに狙いを定めている」と述べた上で、クラブがフランス代表選手を獲得すべき理由と移籍実現可能性について次のように報じている。 「24歳のチュアメニは、スロット監督のもとでリバプールが長期にわたって成功するための青写真にぴったりだ。彼の年齢と確立された経歴は、新監督と共に成長できる将来性のあるチーム作りに熱心なリバプールにとって理想的な候補である。マドリーは、大型選手獲得の資金を調達できるなら、貴重な選手を売却する傾向がある。チュアメニは不可欠な選手だが、マドリーが次世代の象徴的な中盤の布陣構築への一歩であると確信すれば、彼は不要になるかもしれない。チュアメニの能力はリバプールの戦術的構成に大きく影響する。彼の多才さはスロットの選択肢を広げ、リバプールは必要に応じてハイプレスのプレーとコントロールされたビルドアップを切り替えることができるようになるだろう」 ただし、問題点も指摘しており、「直面する主な障害は高額な移籍金だ。1億ポンド(約190億円)の移籍金はリバプール史上最高額となる」と述べつつも、「この投資がクラブの青写真に合致すれば、リバプール経営陣は移籍を承認するかもしれない。実際にクラブのビジョンに合うスターの獲得であれば、監督を財政的に支援することを約束していることは明らかだからだ」と、高額な移籍金にもかかわらず、クラブにフィットするのであれば同選手獲得に動く可能性は高いと言及していた。
フットボールチャンネル編集部