【毒物紛失】大阪公立大学が当面の取り組み『未使用3年の毒物は廃棄』『カギは教員の管理』など…青酸カリ・青酸ソーダ計致死量160~最大250人分を学内で紛失
5月2日に、シアン化カリウム・シアン化ナトリウムを計25グラムづつ紛失した大阪公立大学がホームページで、新たな取り組みを発表しました。 紛失が発生した原因と考えられる以下の各項目について、対応したルールに今後改正するということなどを「当面の取り組み」としました。 ◎原因として「毒物と劇物が同じ保管庫に保管されていたこと」が考えられるため、毒物と劇物は別の保管庫で管理することを明記することにしたということです。 ◎原因として「登録した者であれば保管庫を開閉でき、毒物を取り出す事が出来たこと」が考えられるため、今後は毒物保管庫および保管庫の鍵は責任教員の管理とすることにした、ということです。 ◎原因として「毒物が長期間にわたって未使用状態で保管されていたこと」が考えられ、未使用期間が3年以上の毒物は原則廃棄処分すること、3年未満であっても、使用予定のない毒物については可能な限り速やかに廃棄処分することを明記することなどが、今後定められます。