【陸上】MGC4位の川内優輝「全力で補欠としての準備」パリ五輪3人内定で補欠として選考される見込み
3月3日に行われた東京マラソン2024で、パリ五輪マラソン代表選考会の男子がすべて終了。すでに内定していた昨年のマラソングランドチャピオンシップ(MGC)の上位2人の小山直城(Honda)、赤﨑暁(九電工)とともに、選考対象大会で設定記録(2時間5分50秒)を上回る選手が現れなかったため、MGC3位の大迫傑(Nike)が代表に内定した。 東京マラソン2024の上位成績をチェック! また、日本陸連の選考要項に沿って、補欠競技者にはMGC4位だった川内優輝(あいおいニッセイ同和損害保険)が選ばれることになる。川内は自身のSNSを更新し、「12年前のロンドン五輪では補欠にすらなれませんでしたが、パリ五輪の補欠に決まりました」と続き、「故障から完全復帰後は今の悔しさと情けなさも力に変えて、全力で“補欠”としての準備をしていきます」と意気込んでいる。 また、「玉名市立歴史博物館こころピア」にある金栗四三展に訪れ、1924年のパリ五輪の展示を見てきたことも報告している。川内は世界選手権には11年テグ、13年モスクワ、17年ロンドン、19年ドーハと4大会で代表入りしている。
月陸編集部