掲載：THE FIRST TIMES

■「ライブをやっていくのって、美容と健康がなくてはできません！」（アヴちゃん） YouTubeおよびPodcastにて不定期配信されている、女王蜂のWebラジオ『qbラジオ』。第12回目となる今回は、前回に続いて、ゲストに俳優の吉岡里帆が登場。“美容デュエル”をテーマに展開された、女王蜂のアヴちゃん（Vo)と吉岡のトークをダイジェストで紹介する。 【動画】qbラジオ #12（ゲスト：吉岡 里帆） 「ライブをやっていくのって、美容と健康がなくてはできません！」と断言するアヴちゃんに、「本当にそうなんです。人前に立つということは美しく、健康でいなければいけないんです！」と吉岡が共感し、仲良く始まった美容トーク。 「自分を不健康な状態に持っていかないための努力っていうのは、すごく大事なことだと思ってて。私、吉岡さんと初めて会った時に、お互いに自分たちの美容を称え合ったと思うの」と初対面時を振り返るアヴちゃんに、「称え合ったよね。肌ツヤが本当にいいのよ、お互いに（笑）。アヴちゃんがいろいろ気を遣ってるのもわかったし、まず部屋に入ってきた時にいい香りがする。今日も『アヴちゃん、いい香りさせてるな』って思った」と吉岡が話し、トークは本題へ突入！ ■吉岡里帆にとっての「美容の禁じ手」とは？ この日、トークのお題として用意されたのは“美容デュエル”と名付けられた企画。「カードを一枚引いて、そこに書かれたお題について話していく」というルールをアヴちゃんが説明し、いよいよデュエル開始。「デュエル！」と合い言葉で声を合わせ、先攻の吉岡が引いたカードは“禁じ手”。 「禁じ手、なんだろう？ 昔やってた美容法で“どれだけ忙しくても体にムチを打て”というのがあって」と話し、「これ、ちょっと誤解が生まれそうなんですけど。ある程度痩せたり、強靭な肉体や持久力をつけていくために、疲れてるときに追い込んで筋トレをしたり、走ったりするという時期が、絶対に必要だと思ってる。ある一定のところまでは元気でいられても、その先に行くためには持久戦だと思うんですよね」と持論を語った吉岡。 さらに、夜中に仕事が終わっても、ヘロヘロになりながら50段の階段昇り降りを毎日やっていた時期があったというエピソードを話す吉岡に「それをやったからいまの自分、いまの精神性が絶対あると思う」と納得するアヴちゃん。「あの時期があったから今があるけど、今やったら禁じ手。早く帰って寝ましょう！」とまとめた吉岡に、「その通り！」とアヴちゃんも同調した。 ■「メンバーがいることが、己へのご褒美」（アヴちゃん） 続いて、後攻のアヴちゃんが引いたカードは“己へのご褒美”。「“旅行”かな？ 正直、旅行しようが何しようが、心の位置が変わらなくて。やってることは変わらないの、ごめんけど」と話すアヴちゃんに、「強い！ 旅行に揺るがされないんだ（笑）」と驚く吉岡。 「だから己へのご褒美って時、私はトリガーが必要だなと思って」と話すアヴちゃんが続けたのは、金沢のライブ後にメンバーと一日小旅行をしたエピソード。 「そしたら、一週間分旅行したのと同じくらいリラクゼーションが出来て。メンバーがいることが、己へのご褒美だなと思いながら。人に付き合ってもらわないで済むご褒美を見つけるのが、いまの目標」と明かした。 続いて、“私の◯◯活”のカードを引いた吉岡が、「疲れてる時、ご飯をもりもり食べる“ほおばる活”をしてる」と明かしたり、“昔から続けている美容法”のカードを引いたアヴちゃんが「“田中宥久子式マッサージ”は朝晩、絶対やってる」と明かしたりと、ここでしか聞けないふたりの貴重なトークが続いた番組中盤。 “疲れた時のリフレッシュ”のカードを引いた吉岡は、「ヘッドスパしかり、マッサージとか整体とか、色んな種類に行くようにしてて。新鮮であるってこと、その場所に鮮度を感じるのが良いなと思って、新しいお店をどんどん開拓していくことがリフレッシュになる」と答え、「酵素風呂とか、ストーンマッサージとか、変わり種も全然チャレンジしてみたり。『こんな美容法あるんですね！』っていうのも面白い」とその理由を話す。 ■アヴちゃん、美容原体験と、セーラームーンや魔法少女たちへの持論を語る そして、“美容原体験”のカードを引いたアヴちゃんは、「“初めてアイシャドウを塗った時”なんだけど。母親のアルマーニのアイシャドウパレットで、深いブロンズをまぶたに塗った時に『楽しい！』と思った」と幼少期を振り返り、「美容に頼るって感覚は、あのアイシャドウが原体験かも知れない。自分の人生のアイデンティティを打ち出す時、髪を真っ青にするとか、お化粧を思い切りするとか。よくわからずに手に取った時は、きっとお姫様になりたかったんだろうね。『お姫様になるためには、まず化けなきゃ』って思ったのが、自分の不思議なバランス感覚を作ったんだと思う」と、自身を分析した。 また、「『セーラームーン』のなにが胸を殴るかっていったら“背伸び”なのよ」と持論を語るアヴちゃんに、「セーラームーンや魔法少女たちって、なぜか戦う前により綺麗になるよね」と吉岡が返すと、「そうなの、死に装束で行くのよ」と答えるアヴちゃん。さらに「確かに綺麗にしてから巨悪と戦いに行くって愛おしいね」と話す吉岡に、「泣けるよね。そんな重荷を背負わすなよ！とも思っちゃうけど。そんな私も同じことをやってるっていうね、なんなんでしょう？ ボロッボロになってね」と話すアヴちゃんを、「でもカッコいいよ、ライヴで戦ってる姿がすごい素敵だった」と吉岡が称賛する場面もあった。 ■「美容は武装であり、努力であり、覚悟であり。いろんな要素を含んでるよね」（吉岡里帆） ここまでの美容トークを総括するように、「“美しい”って言われると、不思議な気分にならない？ 美しいって、愛おしいと思ってくれてるのと同義にもなってくるし。『自分の生きてきた今までのことを含めて、いま美しいと思ってくれてる人がいるなら、本当にありがたいと思って。それをよくわからない液体（美容液）を大量に塗るとか、寝る間を惜しんでなにかやるだけで得れるんだったら、やっぱ最高だなって」と語るアヴちゃんに、「美容は武装であり、努力であり、覚悟であり。いろんな要素を含んでるよね」と答えた吉岡。 番組最後は、「良かった。美容について自分の思ってるところまで紐解けるのは、やっぱり吉岡さんだからだな」とトークの感想を語ったアヴちゃんと、「美容のその奥まで話せたね！」と答えた吉岡。「もしかしたら参考にはならないと思うんですけど、ここにふたりのデュエリストがいますので。みなさんもデュエリストとして、一緒に戦っていきましょう」（アヴちゃん）「一緒にカードを交える時までね（笑）」（吉岡）と締めくくった。 女王蜂は現在、全国ホールツアー2023-2024「十二次元+01」を開催中。ツアーファイナルは、3月1日に東京国際フォーラム ホールAにて開催。そして、4月20日には、国立代々木競技場 第一体育館にて『女王蜂 結成15周年記念単独公演 「正正正(15)」』の開催が決定している。 ライブの詳細など最新情報は、女王蜂公式HPをチェックして欲しい。 リリース情報 2023.11.15 ON SALE SINGLE「01」