巨大ハリケーン“被災地の苦悩” 停電・断水続くも「避難できない」
All Nippon NewsNetwork(ANN)
■停電・断水続くも「避難できない」 ハリケーン襲来からまもなく1週間。犠牲者が増え続けています。 捜索救助隊リーダー 「これはまぎれもなく大災害だ。被災地の住民全員が影響を受けている。これまでに見てきたどんな状況をも超えている」 アメリカ東海岸を襲った超大型ハリケーン「へリーン」。上陸前から数日にわたって降り続いた雨の量は、なんと日本の琵琶湖6つ分に匹敵。各地で大洪水を引き起こし、甚大な被害をもたらしました。 CNNによると、死者は6つの州で191人。最も多くの犠牲者を出したノースカロライナ州では断水と停電が続くなか、多くの住民が家から避難できず頭を悩ませていました。 地元住民 「少しでも離れると誰かがやってきて、物を漁（あさ）っていく。なぜかは知らないけど、彼らはそうする」 被災地では、火事場泥棒や詐欺事案が相次いで発生。当局は警戒を呼び掛けています。
テレビ朝日
