【突撃取材】逮捕前に社長が語ったことは 「いまやると炎上」「謝罪に行くほどじゃない」知床
「謝罪に行くほどではない」などと話し、不誠実な言動を繰り返しました。 海保の捜査を受けていたときは、事故の原因について… (桂田精一容疑者)「STVさんの放送ちらっと見たけど、穴が開いているのとか、あれもかなり正しいですよ。正しいというか、今後事故を無くさなきゃいけないとは思っていますので、あれがなきゃ沈まなかったから」 (記者)「穴というのは、隔壁の穴?」 (桂田精一容疑者)「それが法律的に絶対ふさがなきゃいけないのか私も調べていないけど、基本的に船に空気の層があれば、それが二つあれば、真ん中がなんかで穴が開いても沈まないのが船だっていうから。こんなに(人が)亡くならなかった可能性がかなり高いですよね」 (桂田精一容疑者)「(船の)底を擦って穴が開いて水が入っても、まわりが入らないからずっと浮いていられるってことですよ。救助を待てばいいだけじゃないですか、エンジンに水が入ったって。そういうことができなかったってことですよね。だから、時化とか天気は関係なく、いつでもそういうことは起こりえた。ちゃんと法整備しないと、今回がいいきっかけだと思うから。まあ、亡くなった人は悲しいだろうと思うけど」 (記者)「隔壁の穴が開いていたのは知っていたのか、知らなかったのか?」 (桂田精一容疑者)「誰が?」 (記者)「桂田さんなり、船長なり」 (桂田精一容疑者)「僕はJCIの検査は通っているから、いいものかと思ってましたよね」
自分に責任はないと言わんばかり、事故についてまるで他人事のように語っていた桂田容疑者。 第一管区海上保安本部は桂田容疑者の認否を明らかにしていませんが、今後、刑事責任に問えるのか注目されます。