村川絵梨の初企画作品 岸本鮎佳とのふたり芝居『それでは登場して頂きましょう』上演決定
艶∞ポリス番外公演『それでは登場して頂きましょう』が、9月13日から16日までニュー・サンナイにて上演されることが決定した。 【写真】企画を務めた村川絵梨 本作は、俳優・村川絵梨の初企画作品。艶∞ポリスは、2013年に岸本鮎佳(脚本家・演出家・俳優)を主宰に旗揚げした演劇ユニット(メンバーは岸本のみ)で、「ああ、こんな人いる!」と誰もが思うような日常に存在しそうなキャラクターたちによる、観劇初心者にもわかりやすい群像喜劇を上演している。 実生活でも女優として活動する村川と岸本が、オーディション会場に集められたふたりの女優の正反対の数奇な人生を、軽妙なやり取りで描き出す。いつの間にか現実とフィクションの境目があいまいになっていく“フェイクドキュメンタリー的演劇”となる。 コメント ●村川絵梨(企画・出演) 楽しいことしたいな 自分らしいってなんだろうなぁ 演劇をもっと身近に感じてもらうには… そんな思いを沸々と感じるようになり、近頃面白い試みをしている1人の友人が浮かびました。 私は彼女の、艶∞ポリスの大ファンです。 贅沢にも「2人芝居をしてみたい」なんてお酒を飲みながらオファーをしたら、やってみようと言ってくれました。 おんな2人芝居 岸本さんに身を委ね、いまの私達だから出来るエンタメをお届けしたいと思っています。 お酒を片手に、お芝居を楽しんでいただけたら本望です! ●岸本鮎佳(艶∞ポリス主宰/作・演出・出演) 今回の作品は、私と村川絵梨さん自身のアイデンティティを存分に生かした作品になります。 この作品は、フィクションです。ノンフィクションに見えるように作り込んだフィクション作品です。私は女優の村川絵梨さんを高校生の時からテレビで観てました。私が女優になりたいと思ったのも高校生の時です。その頃の私は、芝居のことを何も分かっておらず、ただ漠然とテレビドラマに出たいと憧れ、小さな事務所の養成所の演技レッスンを受けているだけ。 一方で村川絵梨さんは、私が毎週観てる世間で話題のドラマに次々と出演してました。 つまり、私たちは全く違う女優人生を歩んできた二人なのです。 その二人がとあるバーで出会い、お互いの芝居を観に行くようになり、何でも話せる親友になりました。 私はこの作品で彼女にさらけ出して欲しいと思ってます。美しくて、演技も歌も上手な村川絵梨ではなく、私の知ってる危なっかしくて、大胆で、大ボケをかましてる村川絵梨を観たい。きっと、それは怖いことでもあると思うけど、さらけ出せる人間は、面白いし、彼女の本当の面白さはその先にある気がしています。 いつか、彼女がスター女優になった時、「この作品が、私の女優としての転機になりました」と言ってもらえたら嬉しいです。
リアルサウンド編集部