「劇場版モノノ怪 唐傘」がファンタジア国際映画祭で受賞、第二章公開日も解禁
2007年にフジテレビ〈ノイタミナ〉枠で放送されたアニメ『モノノ怪』。その劇場版で現在公開中の「劇場版モノノ怪 唐傘」が、カナダ・モントリオールで開催中の第28回ファンタジア国際映画祭で、最優秀長編アニメーション賞にあたる今敏賞を受賞した。 「劇場版モノノ怪 唐傘」予告編
〈コメント〉
■ファンタジア国際映画祭 『劇場版モノノ怪 唐傘』は、2Dアニメーションというメディアを新たな可能性へと押し進め、アートフォームのさらなる進化への扉を大きく開いた。幻想的で魅惑的な作品だ。色彩の饗宴、一コマ一コマ細部にまで細心の注意を払って作られていて、すべての視覚的要素が複雑で魅惑的な物語を生み出している。本作の素晴らしさを十分に堪能するためには大きなスクリーンで鑑賞しなければ、もったいない作品である。 ■中村健治監督 めちゃくちゃビックリして、自宅の床に倒れてしまい、しばらく動けませんでした!!!これでモントリオールが自分にとって特別な場所になりました。非常に光栄な賞をいただき感謝します。海を越えて心がつながった気がします。ありがとうございました!
また、『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』が2025年3月14日(金)より公開されることも明らかに。劇場版シリーズは全三章となる。 ■中村健治氏コメント 『劇場版モノノ怪』は、TV版を観ていない初見の方がいきなり鑑賞しても大丈夫なようにデザインしました。 続く二つの劇場版もちゃんと独立した一つの劇場作品として完結します。 そして「大奥」という舞台、薬売りが「モノノ怪」を斬るという作品の型は維持されますが、味付けやバランスはそれぞれ章ごとに違うものとなります。どの劇場作品から観ても大丈夫な佇まいとなっていますが、実は第一章をもう観られた皆さんは第二章、第三章の主人公達と劇場で出会っています。またそれ以外の登場人物達も引き続き「怪異」と向き合っていきます。さらに三部作全体で大きなひとつの「情念」を薬売りが斬る物語にもなっています。 全力で制作してまいりますので、引き続き、何卒皆々様、今しばらくお付きたい願いたく候!です! 『劇場版モノノ怪』 製作・配給:ツインエンジン 共同配給:ギグリーボックス ©ツインエンジン 劇場版公式サイト:https://www.mononoke-movie.com/