【梅宮アンナさん】CLASSY.のカッコいい雰囲気が自分に合ってました|CLASSY.
ファッションアイコンとしてカリスマ的人気を誇った梅宮アンナさんも、CLASSY.歴代カバーガールの代表的存在。3回にわたってお届けするスペシャルインタビューの初回は、モデル時代の思い出やエピソードを伺いました。 【写真あり】51歳とは思えない変わらないスタイルの梅宮アンナさん
――カバーモデルを務めていた頃の思い出やエピソードで、いちばんに思い浮かぶことはなんでしょう? 表紙をやらせていただけたのはとても楽しかったし、変な重圧もなかったですね。年齢を重ねたからか、プレッシャーとかもっと感じてなきゃいけなかったのかなって今は思うんですけど(笑)。確かに表紙って他のファッションページの撮影とはちょっと空気感が違ったので、そこはピリッとしてましたね。今もそうですが、私は撮られたものに対して自分で見たり選んだりしないんです。人の目のほうが正しいと思うから。表紙に関しては特にそうで、写真のセレクトはスタッフの皆さんにお任せしていました。自分がいいってものを選ぶと絶対に偏ると思うから。何より雑誌を作っているプロに対して、私が言うことじゃないとも思ってました。 ――当時、CLASSY.モデルになってよかったと思っていたことは? 私は、すごい笑顔とかいろんな表情を作れるタイプじゃなくて。どちらかというと笑った顔は得意じゃなくて、アンニュイな感じが好きなんです。CLASSY.では、その前にやっていたJJに比べると笑ってない顔をよく使ってくれていたし、クールだったりカッコいい感じだったり、ムードのあるカットを撮ってくれたのはよかったですね。まだ世の中の人が見ていない、発売されていない新しい服を着られるのは特典だったと思うし、洋服好きの私からすれば新しいものに出合えることがとても大事なことだから、服にまみれてるのも楽しかった。次から次へと服を着せてもらえるのは楽しいことですよ。今みたいにSNSがない時代で雑誌がファッションの情報源だったから、洋服屋さんに行くと「この間、うちの服をアンナさんが着てくれて、すごく売れたんです」って言ってくれる。その服が完売したって聞くと、モデル冥利に尽きるなあって思ってました。 ――「好きなコーディネートは?」という読者アンケートでも、アンナさんが着ているものが人気でしたね。 自分では似合わないと思う服もあるんですよ。そんなときは着替えている間に、自分で物語を作るんです。その服をどんな場所でどんなシチュエーションで着ようかって想像して、自分流に着こなしてカメラの前に立つ。それはどこかで習ったわけではなく、普通なことでした。普通に、服が好きなんですね。 ――当時、体作りなど、お仕事のために心がけていたことはありますか? 正直、若かったから、これといってなかったよね(苦笑)。次の日は撮影で大変だから早く寝ようというのもなかったけど、夜な夜な遊ぶタイプじゃなかったから。昔から早寝早起きでしたし。ひどい状態で撮影に来たことって、あまりないですよね? JJモデルの頃は、彼氏と喧嘩して泣いて寝ないで仕事に行ったことはあったけど。若かったから。でもCLASSY.モデルの頃は落ち着いてたと思います!