新海誠×原菜乃華×松村北斗「すずめの戸締まり」金ローで地上波初放送、初公開の映像もOA
新海誠が原作・脚本・監督を担当し、原菜乃華や松村北斗(SixTONES)らが声の出演をした劇場アニメ「すずめの戸締まり」が、4月5日に日本テレビ系「金曜ロードショー」枠にて本編ノーカットで地上波初放送される。なおエンディング部分では、新海が同作の企画書に描き込んだイラストを使った特別映像が初公開される。 【動画】原菜乃華、松村北斗らの声を収めた「すずめの戸締まり」予告編はこちらから 「すずめの戸締まり」は、日本各地の廃墟を舞台に、災いのもとになる“扉”を閉めるため旅をする少女・岩戸鈴芽(すずめ)の解放と成長を描く物語。1700人を超えるオーディションから抜擢された原がすずめ役を務め、声優初挑戦の松村が“災い”をもたらす扉を閉める「閉じ師」の宗像草太に息を吹き込んだ。深津絵里、染谷将太、伊藤沙莉、花瀬琴音、花澤香菜、神木隆之介、松本白鸚もキャストに名を連ねる。 キャラクターデザインは田中将賀、作画監督は土屋堅一、美術監督は丹治匠が担当した。音楽は新海と3度目のタッグになるRADWIMPSと、世界で活躍する映画音楽作曲家の陣内一真が手がけている。主題歌には、TikTokの弾き語り動画で注目を浴びたシンガーソングライター十明(とあか)を起用した楽曲「すずめ feat.十明」が使われた。 同作は2022年11月に公開され、興行収入149.4億円を記録。日本以外は199の国と地域でスクリーンにかけられた。第73回ベルリン国際映画祭では、日本アニメとして21年ぶりにコンペティション部門に正式出品され、第81回ゴールデングローブ賞にてアニメ映画賞にノミネートされるなど、国内外で大きな注目を集めた。 新海は「『すずめの戸締まり』は現代日本を舞台にした冒険エンターテインメント映画であり、同時に、災害によって失われてしまった日常を取り戻すまでの物語でもあります」とコメント。「13年前に起きた東日本大震災の、未だ胸の中で収まらないその巨大な揺れを感じながら、私たちはこの映画を作りました」ともつづった。 なお、今回の放送に合わせて、3月22日より新海の監督作「君の名は。」「天気の子」の配信がHuluで行われる。 ■ 金曜ロードショー「すずめの戸締まり」 日本テレビ系 2024年4月5日(金)21:00~23:24 ※本編ノーカット、地上波初放送 ※放送枠30分拡大 ■ 新海誠 コメント 「すずめの戸締まり」は現代日本を舞台にした冒険エンターテインメント映画であり、同時に、災害によって失われてしまった日常を取り戻すまでの物語でもあります。13年前に起きた東日本大震災の、未だ胸の中で収まらないその巨大な揺れを感じながら、私たちはこの映画を作りました。今回の「金曜ロードショー」での放送によって、より多くの方に作品が届くこととなれば幸いです。また、あらゆる災害の被災者の方が一日も早くあたたかな日常を取り戻せることを、心から願っております。 (c)2022 「すずめの戸締まり」製作委員会