急きょ参戦の白川陸斗が矢地祐介に「お祭り男がなにぬかしとんねん」と挑発【RIZIN】
「RIZIN LANDMARK 8 in SAGA」(2月24日、佐賀・SAGAアリーナ)の前々日インタビューが2月22日、福岡市内で行われた。 ケガで欠場となったキム・ギョンピョ(韓国/Redhorse MMA)に代わり急きょの参戦となった白川陸斗(JAPAN TOP TEAM)が対戦相手の矢地祐介(フリー)の「RIZIN CONFESSIONS」での発言に「なにぬかしとんねん」とかみついた。 2人の試合は本戦全9試合中の第7試合に組まれたのだが、白川は「“セミちゃうんかい!”と思いましたけど(笑)。でも試合順は関係ない。自分がメインだと思って盛り上げます」と語った。 矢地については「日本人ではライト級トップ。全体的に見たら中堅選手ですけど。ここをしっかり勝って、またフェザー級戦線に戻れるようにしっかりアピールしたい」、試合については「今回は矢地君がひっついてきて、すごく削れる試合になると思う。そこをしのぎ切ってパンチでラッシュをかけてKOするのが僕のイメージ」との見立て。 今回は本来のフェザー級から階級を上げライト級での試合。体重差があることから長引くと不利と思われるのだが「めちゃくちゃ思っている。序盤から倒しに行く姿勢で、結果が判定になったとしても盛り上がる試合、会場を爆発させたいと思っている」と短期決戦を視野に入れた。
オリジナルドキュメンタリー番組「RIZIN CONFESSIONS」での矢地の「嫌われてもいいから勝ちにこだわる」といった発言については「でしょうね。想定通りです。こうやってイレギュラーで組まれた試合で、今年1発目のRIZINで初めての佐賀大会。となって、お祭り男なのに“嫌われてもいいから”って“なにぬかしとんねん”という感じですが、それはそう来るでしょう。そこを僕は振り払って、という感じです」と語る。 もっともこの発言については、後にインタビューを行った矢地が「そもそも見当違い。戦いについて“嫌われてもいい”とは言っていない」とさらりとかわしている。 また矢地のファイトスタイルについては「矢地君の怖いのは右フックくらい。蹴りも触れるような蹴りだけ。そこに恐怖心はないので右フックだけ気にしている。距離のコントロールはうまい。前蹴りも使う。そこは(距離を)つぶしてつぶしてという感じ。そこから組みにくるところを切らないと勝機はないんで、しっかり切ってという感じ」などとも語った。