韓国映画史に名を刻むベテラン俳優ファン・ジョンミン「変わらないということを」 話題の主演映画『ベテラン2』で見せたこだわり
9年前に韓国で1300万人の観客を動員した『ベテラン』の続編『ベテラン2』が公開され、話題を呼んでいる。西日本新聞社と友好関係にある釜山日報社が主演のファン・ジョンミンにインタビューした。 ■NewJeans騒動渦中に…BTSジョングク「利用するな」匂わせ投稿【実際の投稿】 ◆ ◆ ◆ 「男性から見て、すごく魅力的な人物です。言葉は粗いけれど情に厚く、信念がぶれないんです。自らの過ちを謝る勇気も持っています」 俳優ファン・ジョンミンが惚れた人。それは、映画『ベテラン』シリーズで彼が演じた刑事ソ・ドチョルだ。9年前に1300万人の観客を動員した『ベテラン』の続編が公開された。 ソウル・鍾路(チョンノ)区のカフェで会ったファン・ジョンミンは、「ファン・ジョンミンは年を取ってもソ・ドチョルは変わらないということを見せたかった」と話し、「映画を初めて撮った時のように緊張している」と笑った。 『ベテラン2』は、悪人をとことん追いつめるベテラン刑事ソ・ドチョルの所属する強力班(強行犯係)に新人刑事パク・ソヌが加わることで起きる出来事を描く。 ファン・ジョンミンは前作に続き、再びソ・ドチョルを演じる。相変わらずワーカホリックで不愛想。口調が荒いが、事件現場では目を輝かせる人物。「1作目と同じ〝ソ・ドチョルらしさ〟を生かすため、前作で着ていた衣装を再び着たいと提案した」と言い「撮影中に破れた時のために、同じ服を3着準備した」と明かした。 1994年にミュージカル『地下鉄1号線』で演技の道を歩み始めたファン・ジョンミンは、いつの間にかデビュー30年の「ベテラン」俳優になった。ファン・ジョンミン抜きでは韓国映画史を語ることはできないほど、その名をしっかり刻んだ彼は、演劇の舞台で観客の前に立っている。最近演劇『マクベス』に出演した彼は、「演劇から今も多くを学び、舞台に立つと癒しを感じる」とし、「演劇をすると、演技をもう一度学ぶ気持ちになる」と話した。 ナム・ユジョン記者 ■名作ずらり…ファン・ジョンミンの出演歴、「幼稚園の床に敷くマット」で『アクション2』撮影秘話は【関連記事】インタビュー完全版で #エンタメQ
西日本新聞社