【速報】「父を殺害するために盗んだ」大阪公立大で青酸ソーダ盗んだ疑いで大学院卒業生の男逮捕 致死量は最大250人分 大阪府警
大阪公立大学で、「青酸カリ」などが紛失した事件で、警察は窃盗容疑で30歳の男が逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは滋賀県甲賀市に住む30歳の男です。 警察によりますと、男は去年8月上旬、大阪公立大学の研究室の中からシアン化ナトリウムを盗んだ疑いがもたれています。 5月2日、大阪公立大学の工学研究科の研究室で、青酸カリ(シアン化カリウム)25gと、青酸ソーダ(シアン化ナトリウム)25gがなくなっていることが判明、紛失した青酸カリと青酸ソーダは160人~250人分の致死量にあたり、年1回行う一斉点検で紛失が発覚し、大学側が警察に被害届を提出していました。 男は大阪公立大学大学院の工学研究室に今年3月まで在籍し、その後卒業していたということです。 男は警察の取り調べに対して、「父を殺害するために大学の研究室から青酸ソーダと呼ばれる『シアン化ナトリウム』を盗んだことにまちがいありません 」と容疑を認めているということです。