メイソン・グリーンウッド(C)Getty Images

ユヴェントスは、FWメイソン・グリーンウッド獲得に向けてマンチェスター・ユナイテッドと交渉を行っているようだ。 今夏の移籍市場で注目の選手は？高額移籍の可能性がある30選手 2019年にマンチェスター・Uでトップチームデビューを果たし、公式戦129試合で35ゴールを奪うなど将来を嘱望されたグリーンウッド。しかし、昨年1月に恋人に対する暴行疑惑などで逮捕・起訴されると、クラブから活動停止処分を下されることに。最終的に起訴は取り下げられたが、今季はレンタルの形でヘタフェへと移籍していた。 そして移籍先のヘタフェでラ・リーガ33試合に出場、8ゴール6アシストと印象的な活躍を披露した。しかしヘタフェへの完全移籍はなく、期間満了に伴いマンチェスター・Uへ一度復帰することが濃厚と伝えられていたが、22歳FWの獲得へユヴェントスが迫っているようだ。 移籍専門記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、すでにユヴェントスはグリーンウッドと個人条件面で合意に達している模様。選手側は他クラブよりもユヴェントスを優先する考えであり、クラブ側も契約成立を急いでいるという。 そしてユヴェントスは、マンチェスター・Uとも交渉中。移籍金3000万ユーロ（約51億円）＋ボーナスを提示する考えのようだ。しかし、マンチェスター・Uの希望額は5000万ユーロ（約84億円）であり、ユヴェントスはフェデリコ・キエーザかマティアス・スーレの売却で資金を確保する考えだと伝えられている。 ディ・マルツィオ氏によると、ユヴェントス側は今後数週間以内に契約をまとめたい考えだという。6月中に移籍が成立するのか、動向に注目が集まっている。