NYダウ、2営業日連続で最高値更新…前週末比440ドル高の4万4736ドル
【ニューヨーク=小林泰裕】25日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前週末比440・06ドル高の4万4736・57ドルとなり、過去最高値を2営業日連続で更新した。米国のトランプ次期大統領が、経済・財政政策の司令塔となる財務長官に投資家のスコット・ベッセント氏を指名したことが市場で好感された。 【図表】日経平均株価の推移
値上がりは4営業日連続で、上昇幅は一時500ドルを超えた。ベッセント氏がインフレ(物価上昇)を再燃させることなく、経済成長を促す政策を主導するとの期待から、航空機大手ボーイングやスポーツ用品大手ナイキなどの銘柄が値上がりした。一方、半導体大手エヌビディアは今後の成長への懸念から4%安だった。
IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は51・19ポイント高の1万9054・84だった。