快音響かせ、大量得点 履正社が練習試合 /大阪
<センバツ2019> 第91回選抜高校野球大会に出場する履正社は17日、茨木市のグラウンドで高岡第一(富山)と練習試合を行った。1試合目は19-14、2試合目は12-0(七回コールド)といずれも勝利し、23日の1回戦星稜(石川)戦に向けて、打線が好調ぶりをうかがわせた。 レギュラーメンバーが先発出場した1試合目は、打線が18安打と大爆発。3番・小深田大地選手(1年)と4番・井上広大選手(2年)の2者連続弾や、野上聖(いぶ)喜(き)選手(同)の1試合2本など、計6本の本塁打が飛び出した。 試合後、野口海音(みのん)主将(2年)は「実戦を重ねるごとに、みんなバットがよく振れ、状態は上がってきている。このまま調子を持続して、大会に臨みたい」と手応えを感じている様子だった。 また、投手陣では岩崎峻典投手(1年)が先発。強力な相手打線を前に失点を重ねたが、五回を投げきり、先発投手の役割を果たした。七回からマウンドに上がった植木佑斗投手(2年)は連打を浴びるなどして、七、八回に1点ずつを失ったものの、緩急を使った投球で、試合の終盤を締めくくった。 1週間を切った星稜戦に向けて、順調な調整ぶりを見せた履正社の選手たちは、18日に甲子園練習に臨む。【池田一生】