西田敏行さん、養子に出た５歳の記憶は鮮明「実母去って行った…それが最後」壮絶な生い立ち告白
NHKは20日、虚血性心疾患で17日に76歳で亡くなった俳優西田敏行さんをしのんで「【西田敏行さんをしのんで】ファミリーヒストリー選」（日曜午後11時45分）を再放送した。初回放送は17年10月4日で、放送当時は69歳。西田さんの人生を振り返った。 【写真】妻と娘２人と４ショットの凍傷の残る西田敏行さん 一葉の写真があった。モノクロだった。西田さんは当時5歳。母の姉に養子に出される前に撮影されたものだった。当時のことを鮮明に覚えているという西田さんは「養子に行った日、母に連れられて福島の、母にとっての姉夫婦のところへ行った。養母がですね、でっかい梅干しを僕の手に乗っけてくれて、お砂糖をかけてくれて。それだけは覚えています」と当時を回想。梅干しを食べている背後で「いわゆる姉妹同士というか、母親同士が話してて。しばらくたったら、実母が去って行ったというのが、それが最後ですかね」と語った。 番組の最後には、実母が西田さんと毎年数回会っており、西田さん出演ドラマのDVDや映画のパンフレットを大量に持っていたことが明かされた。
