雪のシーズン 気象台からの「気象情報」気を付けるポイントは【備えのツボ 岡山・香川】
備えの基本を押さえて防災力アップを目指す「備えのツボ」です。これから迎える本格的な雪のシーズン、特に注意すべき気象情報を紹介します。 (防災士 新田俊介記者) 「2023年1月の津山市の映像です。平地の市街地でも、記録的な大雪となりました」 ■「一気に高まる大雪リスク」 雪かきに追われる住民。この時、津山市では24時間に44センチの雪が降り、観測史上1位を記録しました。 (竹下美保記者) 「備前市の国道2号、車が動かない」 国道2号では、車が立ち往生したのをきっかけに渋滞が発生。その長さは一時27キロに及び、最大で約2600台が動けなくなりました。 ■「リスクをキャッチする」 大雪のおそれに応じて、気象台は段階的に情報を発信します。5日前には警報級の可能性を示す「早期注意情報」、3日程度前には警報や注意報に先立って注意を促す「気象情報」、数時間前には警報や注意報が発表されます。 また、短時間の大雪への一層の警戒が必要な場合に発表されるのが、「顕著な大雪に関する気象情報」。除雪作業が追い付かず、交通障害が深刻化する状況が差し迫っていることを伝えるもので、1月の大雪で県内で初めて発表されました。 そこで、押さえてほしい備えのツボはこちら。 交通やライフラインがまひする大雪は、岡山県でも数年おきに発生しています。いざというときにうろたえないために、雪の情報発表の流れをあらかじめ把握しておきましょう。
岡山放送