「結局、人が作るもの」…韓国の専門家による「ポスト韓流」提言 (3)
【01月26日 KOREA WAVE】韓流のアップグレードのために韓国政府がすべきこと――これについて、韓国・中央大学芸術大学院のキム・チャンヒョン招聘教授は▽コンテンツ企業に対する税制優遇▽コンテンツを作った時に不都合な影響を及ぼす「毒素条項」を見つけ出して除去すること――などを挙げた。 実際、これはコンテンツ企業が長い間政府に望んできたことだ。 「韓流は結局、人が作るものだ。組織も重要だが、その組織の仕事を誰がするかが重要だ。政策と行政的な面での支援とグローバルマインドを備え、芸術と企業、行政をマッチメイキングできる人材が必要だ」 「民間と企業、芸術クリエイター、政策関連の人を一カ所に集めておくと仕事が進まない。こういうことを一つにまとめられる融合複合型人間が必要なわけだ」 こう指摘し、広告企画会社の中のブランドエクスペリエンス(BE)パートの経験者を融合複合型人間として挙げた。 「今や人々が体験を通じてブランドを認識する世の中だ。広告企画会社のBEパートの関係者は、このようなブランドに人々が自然に接するようにするのに多くの経験がある。このような経験が韓流全盛期の拡大に役割を果たすことができる。これまで韓国を体験したのであれば、今は韓流を通じて韓国をまともに知るべき時だ。世界の人々にとって韓国が永遠に素晴らしい国として記憶されるよう、ブランド化すべき時期に来ている」 (つづく) (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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