トランプ氏の刑事訴追、ジョージア州裁判事が一部訴因を棄却
(ブルームバーグ): トランプ前米大統領の選挙介入に関する刑事裁判を担当するジョージア州裁判所の判事は13日、トランプ氏やその他の被告に対する訴因の一部について棄却を命じた。だが、起訴内容の大部分は残っている。
マカフィー判事はトランプ氏に対する3件を含む、公職者による宣誓違反の罪状計6件を棄却した。トランプ氏は2020年の大統領選挙でバイデン大統領の勝利を覆そうとしたことに絡み、恐喝を含む計10件の罪状になお直面している。
判事は棄却を命じた罪状について、ジョージア州憲法および合衆国憲法の違反を「一般的な」形で主張しており、被告側に「理知的な弁護を準備するのに十分な情報」を与えなかったという点で不備があったと指摘した。
捜査を担当したフルトン郡のウィリス地区検事と同氏が指名した主任検事が恋愛関係にあったことを理由に、ウィリス検事は裁判に関与する資格がないとトランプ氏側は主張。マカフィー判事はこの申し立てについて検討している。
原題:Trump Judge in Georgia Case Tosses Some Counts Against Him (1)(抜粋)
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David Voreacos, Erik Larson