田畑方式 “ご入金のみ” 政治資金パーティーは寄付か …「議員本人が適切に説明すべき」岸田総理【国会論戦詳報】
立憲民主党・社民 村田享子議員:「今、総務省のご答弁にありましたように、オンラインで開催するものは、人を集めて行う会合、政治資金パーティーと解することは難しいということなんです。ですので、この田畑議員の「ご入金のみ」の項目を設けた理由、セミナーで受講できるようにするというふうにご本人おっしゃっているんですけれども、これもですね、法的根拠は総理、ないんです。しかも、この「ご入金のみ」の方に対してオンライン配信をするとか、返戻金をお渡しするということは田畑議員の政治資金パーティーの案内状には一切書かれてないんですね。報道でこの問題が報じられてから、慌てて後付けで説明したとしか思えない。本当に不誠実な対応だというふうに私は思います。そのうえで、総理にお聞きをしたいんですけれども、この田畑議員、安倍派の議員として裏金もらっていますよね…?」 ■総務省が判断するものと認識している… 岸田総理:「この清和会の議員でいたと承知しておりますが…。いま、手元に資料がありません。その清和会のメンバーであったと、私自身、記憶をしております」 立憲民主党・社民 村田享子議員:「この田畑議員は、安倍派に所属をしていまして、裏金をもらっていたと…」 田畑議員はパーティー収入の裏金68万円を収支報告書に記載せず、党から「厳重注意処分」を受けていました。 立憲民主党・社民 村田享子議員:「今回ですね、この裏金議員が…“脱法どころか違法”とも言える、「ご入金のみ」パーティーをやっている。裏金をもらっていたことを全く反省していないのではないでしょうか?総理どうでしょうか?」 岸田総理:「いずれにしろ、ご指摘のパーティーにつきましては、本人は説明されているということではありますが、実際にパーティーが実施されたならば、法に照らしてどのように評価されるのか、これは総務省が判断するものと認識をしています」 田畑議員は6月7日にパーティーの中止を決めました。