投票用紙を二重交付…有権者1人が2度投票 佐世保の期日前投票所
長崎県選管は23日、佐世保市内の期日前投票所で、有権者1人に投票用紙を二重交付したと発表した。女性は選挙区を2度投票した。投票用紙を特定できないため、不備がなければ有効票として扱う。 佐世保市選管によると、23日午前に投票所入場券を持参して宮地区コミュニティーセンターで投票した80代女性が、午後に家族と再び来場し、投票所入場券を忘れたと受け付けに申し出た。担当者は、システム画面上に出た投票済みの表示を見落とし、選挙区の投票用紙を交付した。 女性が2度目の投票をした後、担当者が、女性に見覚えがあることに気づき、比例区と最高裁裁判官国民審査の投票用紙を回収した。 佐世保市選管は「関係者に注意喚起し、再発防止策を徹底する」としている。