地下鉄・都営新宿線の全21駅にホームドアを設置へ /東京
東京都は、地下鉄の都営新宿線の全21駅で、乗客の転落や車両との接触を防ぐホームドアの設置に着手すると発表した。2020年の東京オリンピック前の2019年度内の完成を目指す。 都はこれまで、同線のホームドア整備について、相互乗り入れする京王電鉄と協議を重ねてきた。今回、都営区間に乗り入れる京王の車両改修や共同使用する新宿駅のホームドア整備などで正式な合意に至った。事業費は約140億円。 都営地下鉄ですでにホームドアを設置しているのは、三田線(全27駅)、大江戸線(全38駅)。ホームドアの設置率は、現在61%(全106駅中65駅)だが、新宿線の整備が完了すれば81%(全106駅中86駅)となる。